心の潔癖

 

私は、心の潔癖だと思う。

 

潔癖とは、、、

不潔なものを極度に嫌う性質。また、そのさま。だそう。

 

人の作った食べ物が食べれないとか、

お掃除の潔癖とかは、ないんだけど

 

心の潔癖だと思うの。

 

何を言ってんだ?どんだけ自分を、心を、

綺麗と思ってるんだ、なんてお叱りを受けそうですけど。

 

8年くらい前から、ライブに行き始めました。ライブって、すごいの。

 

なんかね、瞬間を必死で捉えようとするの、脳が。

 

写真に撮れないし。その瞬間はその瞬間でしかないじゃん。あとからライブ映像のDVDとか出るし、それをもちろん買って、何回もみたりするのだけど、

 

でも、当日の空気感はもっと大事にしたいと思うのです。まあ、その人たちのことがとても好きで、その空間が好きだからね、そうなるよね。自然なこと。

 

その、瞬間を大事にしてたら、

そこで湧き出て来る自分の感情とかも

大切にするべきだと思ってきて、

 

その瞬間のその映像をみて、その人の笑顔をみて、自分がどう思うのか、

 

美術館行って、作品をみて、その空間の中で自分はどんな気持ちになるのか、

 

お手紙を書いて、それを読んでくれる相手の方が私の手紙を読んでくれて、まず何を思うのか。自分がどんな気持ちでお手紙をかけるのか。

 

私は、何をするにしても、

お互いが気持ちよく、物事を進めることのできるように、いろいろ試行錯誤や妥協や共有をしたいと思っています。

 

この瞬間を脳内カメラで撮る訓練を

してたら、とってもよかったのです、

 

自分が何が好きなのか、何をいいと思うのか、自分が。というのがすごくわかる。

 

自分の好きなもの、好きな瞬間で

私の周りを埋め尽くせるのです。

 

一見、よさそうにみえるけど、

これは、「ワガママ」の始まりだったのかもしれんね。カチカチに固まった「こだわり」の、柔軟性のない、こころの始まりだったのかもしれない。

 

故に、少しでも何だか嫌な場面や瞬間に出くわすと、とっても心に傷を負った、感じがして。

 

あら?こんなに脆いこころになってしまった、、、。という感じ。

 

そうすると、すぐ「浄化」を始める。

好きなもので、心を埋め尽くして、

好きなもの、人とたくさん触れ合う。

 

そうすると、心についた汚れみたいな、サビみたいなものを取っていく感じになる。

 

これはおかしいことなんかねえ。

 

「ワガママ」がどんなものかわかってない

「こだわり」がどんなものかわかってない

 

うん、ほんものの、それをわかってないんだろうとは思う。

 

そんな好きなものばかりで埋め尽くしてると、狭い世界になっていくんだろうな。いろんなものに触れる機会が少なくなるんだろうな。そうして、本当の自分を知らなくなるんだろうか。

 

 

難しいなあ〜〜

 

まあ、心の中、きれいなものばかりじゃない。もちろん。

 

むしろ、ブラックなほうが多いよね。

 

心の潔癖、やめれるかな?

でもそれやめたら、なんか

心の健康に良くなさそう。言い訳?笑

 

ふう。答えがでん。もう少しゆっくり考えてみることにする。