一期一会とは

中学校の部活の先生が言ってた記憶がある。その当時は、なんか、この言葉が軽く聞こえて。みんなが使ってる感じ。あの中学生の感じ。クラス目標にしちゃう感じ。だからあんまり好きじゃなかった。

 

し、あんまり意味を理解してなかったと思う。まあ今も本当の意味では理解できてないけど、多分。

 

いちごいちえ【一期一会】

① 〔茶会に臨む際には、その機会は一生に一度のものと心得て、主客ともに互いに誠意を尽くせ、の意〕 一生に一度だけ出る茶の湯の会。 〔千利休の弟子宗二の「山上宗二記」にある「一期に一度の会」とあることによる〕
② 一生に一度だけの機会。

 

大辞林 第三版より  だそう。

 

一生に一度のこの出会い、大事にしよう

って簡単なものじゃない気がする。

 

いつ最後になるかわからない、

あの日が最後だったかも とか

いつ死んでもいいように覚悟して

人との対峙に望んだりする人もいるだろうけど、果たしてどのくらいの人がその本気の覚悟を持っとるんだろうね〜〜

 

一期一会を想い、その数時間のうちに

全部を込めれる?そんなことできる?

そんな覚悟できる?

 

私の長年書いてきたお手紙は、

いつ死んでもいいように、

あれを伝えておけばよかった、もっと言っておけばよかったなんて思うことがないように、自分の気持ちの全てを、ぜんぶを惜しみなく出そう出そうと思って、思い残す事はない、と思えるまで書こうと思って書き始めて早8年。その覚悟はいつできるんですか、自分よ。(笑)

 

まあ、でもいつか必ず終わりは来るなとは思ってはいる、そこに覚悟はないけれど。

 

その人と会って、自分の全て発揮するとか、だす、とか、伝えるとか

それが出来る日は来るの?

来ないかもね〜〜(笑)

 

そんなこんなで人生終わっていく気もするね。

 

覚悟ってなんなんでしょう。

本当の優しさってなんだろーって

これはもうずっとずっと考えてる。

 

みえない場面、みえない部分を

想像して、妄想する

 

そのみえなかった部分を会って確かめる。自分の瞳で、耳で確かめる。判断する。

 

それが優しさの流れかな。私の思う。

人のみえないところでするのが、

本当の優しさよ、とおばあちゃんが教えてくれた。これで合っとる?

 

みんないろいろある、

みんな闇がある、みえないところで

いろいろある。

それをちゃんと頭のどこかでわかってる人でありたい。けど、都合のよい人とは思われたくない。ワガママですな。

 

果たして、一期一会の覚悟が

出来る日は来るのか?

来ない気もする。

 

でも、そこで果たせなかったことがあったり言えなかったことがどんどんどんどん出てくるから、次また会いたくなったりするんだろうかー。

 

まだまだ覚悟はできそうにありません。

今年、私、ネジを一本外すんですよ。